fc2ブログ
みなさん、こんにち^●ω<^ニャ♪

この間、夜いつものように「酒楽飲」に行きますと

顔なじみのT井さんが来てはりまして

酒楽飲マスターの孫(小学生2年の男の子)に向かってなにやら言っています。

T「僕、おかあさんに言うて飼ってもらい」

横で見ると、箱に入ったムクドリ(椋鳥)のひな…どうやら会社の屋根から

落ちて来たものを持って来て、ここの孫に育ててもらおうと言う魂胆らしい

ムクドリとは?(リンク)

gura3.jpg

孫、嬉しそうに箱に入ったムクドリを持って二階のおかあさんの所に

持って行きました。

すると、二階からおかあさんの悲鳴ともとれる声が階下まで聞こえて来ます

『あんた!なに持ってくるの(`-´)゛そんなもん飼わへんで!

 おじいちゃんに言うて網で焼いて客に食わせ!』

客「ええええ~~~」

『どうせうちに来る客なんて、なに食わしても味なんかわからへんのやから、』

客「……(-_-;)」

孫「おかあさんが、飼うたらあかん!って」

客「わたさん方が、ええと思います(^_^;)」

T井さん、ご主人様の方に困った顔で愛想笑いをしはります。

やさしいご主人様「うちのR君は鳥好きだよ、家でも鳥飼ってるしそれに

 動物の事めっちゃ詳しいよ」…言ったとたん、、しまった、えらん事言うた!!

T井のおっさん『そか、それは良かった、、ほんじゃこれ置いとく頼んだね!

 マスターお勘定!』

「いや、あの、、R君に聞いてみないと」言うてるのに、無理矢理押し付けて

お店でていっちゃったよ・・「お~い!あのね・・おっさん・・^^;」

マスターも人事で、知らん顔(T□T)

しゃ~ないR君ごめん、、早速事の経緯をメールでR君に知らせました。

gura2.jpg
大口でおねだり。

あくる日、さすがR君、ねり餌、生きた虫餌、果物、籠、わらを用意して

会社に来てくれたやないですか…すご~い!(T井のおっさん、高くついたで~)

esa.jpg

福ちゃんも新しいお友達が出来て嬉しそう

gura4.jpg

gura7.jpg

あいのりふくちゃん13日

見守る福ちゃん。
(一般に猫は小鳥の天敵ですのでうかつに猫には近づけちゃ駄目です。
福ちゃんの性格を熟知した上での事です)

gura.jpg

無事、R君が引き取ってめでたしめでたし…と思っていましたら

2日後またT井のおっさんから電話がかかってきました

「すんまへん!もう一匹落ちて来ました」

主『あかん!あかんで!』

T「一匹より二匹の方が話し相手にもなっていいんとちゃいまっか?」

主『いや、あのね、R君がまだ来ていないから』言うて電話を切ったんですが

その5分後に、T井が来まして

T「ちょっと、大分弱ってるんわ、」言うてムクドリのひな持って来たんです。

あの、うちは動物病院やないちゅうねん!

そんで、なんやかんや言うて、頼むは~言うて車で帰っていかはりました

みなさん、どう思いますか?

そうして、、ものの10分ほどしたらひな、動かなくなり御臨終です。

R君とAさんとでお墓を作って供養しました。

そうしてその写真をメールでT井のおっさんに送りました。下記↓

----------------------------------------------------------------------

T井様

お世話になります。

本日も結構なものをお届け頂きましたが

水分補給をし、最善をつくしましたが残念ながら先程、ご臨終と相成りました。

近くの土に手厚く葬りましたのでご報告いたします。

もうこのような物はどうぞお気づかいないようお願い致します。

次回はご遠慮もうしあげます。

(ひな鳥がもういない様であれば、巣は撤去されたほうが良いと思います)

R君が引き取った鳥は元気に暮らしているそうです。名前は椋(ぐら)ちゃんです。

R君より⇒また今後このような事態が起こった際には、

「すずめSOS」

上記のサイト等を参考になさるか、

「大阪府動物愛護畜産課」にご相談下さい。

P.S

亡くなった鳥の名前ですがT井様の敬意を表しまして

「T井ちゃん」と名付けました。

ohaka.jpg

----------------------------------------------------------------------

ここからRが追記します。

ムクドリのヒナですが、日曜朝に容態が急変し、

一時危篤状態にまで陥りました。厳重に保温をし、栄養剤を与え、

その後また餌をねだる程回復しましたが、これ以上は素人の手には

負えないと判断し、野生鳥獣救護ドクターの元へ預かって

頂きました。

抗生物質や栄養剤の投与を受けたのですが、残念ながら本日の朝

お星様になってしまったとドクターから連絡が有りました。

小さな生き物を扱う事の難しさと自分の無力さを痛感しました。

何がいけなかったのかは判りません。自分の経験から最善を尽くした

とは思うのですが…

椋ちゃんが天国で兄弟と仲良く空を飛べますように。

皆さんも小鳥のヒナを保護される事があれば上記サイトを参考にされるか、

各都道府県の担当窓口にご相談なさってください。

(担当窓口の名称は各自治体毎に異なります)

各区自治体から認可を受けた野生鳥獣救護ドクタ-を

紹介して頂けると思います。野鳥なら無料で診察してくださり、

預かって頂けます。

gura6.jpg
在りし日の椋ちゃん。
スポンサーサイト



Secret

TrackBackURL
→http://aska0180.blog21.fc2.com/tb.php/175-e33718a8