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こんにち ^●ω<^ニャ♪

みんな元気にゃ~

ご主人様の会社の近くに、誰も住んでいない、朽ちはてたアパートがあります。

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会社やる前から、ビニールシートでおおわれて、むき出しの階段は今にも

崩れそうな状態でした。

ボロ


それこそ「たおれ荘」を地でゆく建物です(^_^;)。

でも、この建物にも思い出があります、5年くらい前ですが一匹の野良猫が

屋根に登って降りられなくなっています。

1日目、まあ、ほっといたら降りてくるやろ~っと、思っていましたら

2日目、屋根を見ますとかぼそく「にゃ~にゃ~」と鳴いています。

心優しきご主人様は、網をもって捕獲に行きましたが手前まで来てくれません

そこで、初めての経験ですが消防署に連絡したらどうかな?と思い、

もし、「すいません、野良猫が屋根から降りられないんですが…」

言うて、電話したら「猫ぐらいで、忙しいのに電話してくな!( ̄∀ ̄) 」って

怒られるのもいやなので、そこで紙に「お忙しい所、すみません野良猫が屋根に

登って、降りられないのですが、、こんな事では来てくれまへんはな?」

って書いてFAX流したんです。

そうしたら、えらいもんですな、、すぐ電話掛かって来まして『こちら119番

野良猫の救出にレスキュー隊派遣いたします、消防車1台出しますので、、』

「え~~、、いや、、あのそんな大袈裟な、、消防所の方が1人、はしご持って

ママチャリかなんかで。静かに来て頂けたら、、(¨ )」

そうこうしている内に、サイレンを鳴らして、消防車1台、レスキュー隊5名

が到着致しました。近所の野次馬が集まるわで、おおそうどうです。

そうして、そこアパートにはしごをかけて、1人がはしごを押さえ、

もう1人が網を持って、隊長らしき人が無線で連絡を取り合い

もう1人のレスキューの人が5段目に足を掛けたその時です、、

屋根に登っていた野良猫、、なにごともなかったように、屋根から地面に飛んで

どこかに、いっちゃったよ~~~ε=ε=ε=(=^・・^)/

はしごもってる、レスキューのおっちゃん、そんな情けない顔で僕を見ないで(-_-;)

僕も、、悪気があったわけやないのに、、それから調書を取られて、サインして

おしまい。(くそ~~あの、野良猫、最後まで登っとかんかい(`-´)゛)

解体の様子はR君が写真入りで報告します。


…はい、ボロ家もとい味わいのある昭和建築大好きRです。

こういう20世紀に取り残された建物が大好きです。

生まれた家がボロ文化住宅(平屋の長屋)だったせいもあって、

小洒落たお家よりこういう家の方が好きですね。

さて、響き渡る重機の音、解体が始まりました。

2

あっという間にバラされるボロアパート。

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はたらくじどうしゃかっこいい!…ではなく、整地が始まりました。


どうでもいいけれど、平成に年号が変わったばかりの約20年前の思い出。

小学校1.2年の時の友人がこんなボロアパートに住んでおりました。

残念ながら時代はバブル末期の地上げブームで立ち退き&取り壊しに

なってしまい、その友人とも会えなくなってしまいましたが。

鉄製の階段が穴があくほど錆び付いていまして、友人と拾った釘で穴を拡張するのに

夢中になっていると、大家のハゲおやじが

ぉおおおらああああ!!!」

とおでましになり、よくシバかれました。走って駆け上ったりしても、

「ゴラァァァァ糞ガキ、走ったら階段抜けるやろが!!!」

とやっぱりシバかれました。

悪さをしたら近所のおっちゃんおばちゃんにドツかれる、

まだそういう時代でございました。

この友人とその家族、住人に関しては色々と面白いというかかなり強烈な

エピソードが(カンペーさん程ではないですが)ありますが、それはまた別の機会に。

4

悲しいほど簡単にバラバラになったボロアパート。この間わずか一週間足らず。

兵(つわもの)なんか住んでなかったと思いますが、それなりに過去の住人の

人間ドラマやら思い出やらがあったと思うとなんか切ないですね。

とはいえ、この後すぐに台風18号が来たのでいいタイミングだったと思います。

あの台風で潰れて付近に被害があったかもしれませんから。

めでたしめでたし。

天才!志村動物園


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