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印刷屋は閑静な住宅街の中にある。
ご近所さんがお客さんということも多々ある訳だ。
勿論我輩は人気者。
「福ちゃんいますか?」と我輩の顔を見るのを楽しみにしてくれている方も多い。

ニャンコといっしょ

最近ご近所の女の子が遊びに来る。
三歳くらいだろうか、実に可愛い。
(*’0’)「福しゃん…」
少し遠くからおずおずと様子を伺う様子がなんとも愛らしいではないか。
祖母であろうご婦人に見守られてぽてぽてと我輩の元へ歩んでくる。
幼児と言うのは人も猫もそうであるように丸っこい。丸っこいものは可愛い。
我輩も幼児ではないが丸っこい。メタボ…いやいや我輩も可愛いという要素を
備えているのだよ!

「福ちゃん大人しいよ、なでてみるぅ?」
∑(*゜0゜)ビクゥッ!
…Rか。
女の子が怯えてるぞ。あぁ、行ってしまった。
こいつは顔が鋭角で構成されている、いわゆるキツネ面だ。
凶悪な釣り目だしそりゃ怖かろう。可哀想に。

しかしこのようなRでも子供時代はあるわけで。
可愛い時代があったのか?
いやいや、不細工な子供時代だったようである。
愛想なし、馬鹿、奇声を所かまわず発する学習障害気味の子供だったとさ。
グリコ森永事件のキツネ目の男に似ておると言われとったらしいな。
グリコ森永事件を知らない人はこちらへ→グリコ・森永事件探究史
(キツネ目の男の写真もあり)
しかしこの男の方がRより可愛らしい顔しとるぞ…
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九州南部は入梅だそうな。
大阪も今晩から雨のようだが、傘を忘れたRがソワソワしておる。
ここんとこどうでもいい失敗で印刷屋に損害を与えておるようだが、ちゃんと反省しとるか?

当年とって26になるRだがこの馬鹿振りをみておると小学校低学年で精神年齢が止まって
いるとしか思えぬ。
そりゃ年齢=彼氏いない歴も当然だろう。本気で仮面ライダーになって変身したいとか言ってる女を
伴侶にしたいなんて、常識的な思考の持ち主なら思わんものな。
最早、中年増(二十台半ば)といえる年齢も越しそうなんだから、もちっとしっかりせい。

自宅から約40分かけて自転車でやってくるのだが、電車嫌いと乗車賃が勿体無いとか…
最近の暑さで汗を流し頭から湯気を出しながら髪を振り乱し、
「福ちゃ~ん、お~は~よ~」(ゼイゼイ)
なんてやってくるから、心臓に悪いわ!

またきた…

我輩が座っておると真似をしているRが…
うむ。全然可愛くない。引っ込め。仕事しろ。
(鑑賞に堪えない造形の為Rの顔は加工済みです。ご安心下さい。)

Wおすわり

この後ネコアレルギーで顔にジンマシンが出て苦しんだRであった。
アホだな…
2008.05.22 闘!福猫男
本日は戦いの日。
印刷屋の前にたむろする野良ども。たむろするのはよい。
しかし、糞小便をそこらに撒き散らしたりうちの南天君を荒らすのは許せない!
我輩が重い体を引きずり出陣とあいなった。

対決1

デブ言うな!一番気にしてるのにグスw おまえのか~ちゃん、で~べそ!
この若造め、格の違いと言うものを思い知るが良い、フゥーッ!

r対決3

母猫が出たきた…動じぬ、そしてこの鋭い眼光…。母は強し、こやつ、只者ではないな。
「うちのかわいい子猫いじめたの…おまえか!」
(@¥@)[&)?←しらんぷり^^;;


対決

勝ったんだか負けたんだか良く解らないが、印刷所の平和は我輩が守るのだ!
…一働きしたら眠い。もう寝る。
2008.05.21 南天さん
印刷屋の玄関先には一本南天の木が植わっている。
植えてから数年、今年ようやく花を咲かせそうである。
難を転ずるとして、お正月にもおなじみの赤い実が今年の冬は見られそうである。

南天

いつもの扉の前から見上げる南天君は新緑を精一杯に広げいきいきと美しい。
この葉が弁当なんかに乗っかっているのを見たことがあると思うが、
この葉からはなんとシアン水素という青酸系の猛毒が出ているとか。
まぁごくごく微量であるから人間は死なない。
抗菌剤・防腐剤として乗せられているわけである。

南天2のコピー

シアンといえば印刷のインクである。C(シアン)Y(イエロー)M(マゼンタ)K(黒)
の四色で持って印刷物を印刷するのである。
今は自宅でインクジェットプリンタをお持ちの方も多いから聞いたこともあろうな。
シアンとはラテン語で青、紺系の色をさす言葉なのである。

南天君も意外なところで印刷つながりなのでした。
こんにちはモンペです(ご主人様ってめんどうくさいので)、この頃プログが楽しくなってちょくちょくおじゃましますのでよろしくね~(^0^)/^^
うちのばか猫にまけてたまるかw  あのやろう昨日も私が夜、下の事務所でお仕事(パソコンゲームですが)して3階に上ってみるとなんと私のベットの真中でまくらをして大の字になって寝てけっかるじゃ~あ~りませんか。ほんまに腹の立つ!ほんで私をチラッと見て「あんたはどこかで寝たら?」っう顔しまんねんやは・・これが。仕方が無いのでベットの片隅で寝ましたが@@。うん・・も~!
そうそう私の自己紹介もしておこうと思いますが・・・本職は印刷業です、リンクもしていますのでまた覗いてください・・・お安くしときまっせ^^多趣味:カラオケ・ギターの弾き語り・サッカー選手&コーチ・模写デザイン・パークゴルフ(いちよう大阪市パークゴルフ協会会長やってます)パークゴルフとはいったいなんぞやと言う事はおいおい書いて行こうと思います。それから昔は演歌歌手の「松前ひろ子」のマネージャーやってました←応援してね。  じゃー今日はこの辺でバイチャ^^;

パークゴルフは楽しいぞ
何時もうちのたぬきが…もとい、福(いちよう猫)がへんなプログを御主人様の目を盗んで書き込んでいるそうで御迷惑おかけ致しております。誰に教わったか文章は私より達者、なんでやねん
(^¥^)当の猫は相変わらずビクリともせずR君の椅子の下でくつろいでおります。若い女の子が好きなのでしょうか?もう年やのに~~^^^。今日は私の初投稿と言う事でこのへんで失礼します。なにぶん文章なれしてないもんで何をかいていいやら、、、それじゃ~。これからも僕をよろしく、ついででいいので福もみたって、それじゃ~、、、見よこの潔い去り方、バイバイ^^男はこうでなければ、それじゃ~皆の衆、さらばじゃ^^   あの~~  もうええっちゅねん!

雨
普段天気の良い日は換気もかねて事務所の扉を少し開けてある。
そこから日々の移ろいを眺め、思索に耽るのが我輩の日課…

しかし開いていない時もある。

うっすら影

一体扉に向かって何をずっと座っておるのか、人間は不思議がるがな。
扉越しにでも外の気配は解るし、またぼんやりと扉に映る我輩の雄姿も
見ていて飽きないぞ。
別にナルシストとかではないがな。
昔の中国で影の外側にぼんやりと見える薄い影を魍魎と言うたが、
この扉に不鮮明に映る姿も魍魎の如きものかもしれぬな。

おお、そうしているうちにご主人が帰ってきた。
「み"ゃ~」(おかえりなさい…)
我輩はご主人を待つ忠猫でもあるのだ。
本日は快晴なり。そして暑い…
昼下がりにRの派遣元の担当者が挨拶回りに訪れた。
このくそ暑い中わざわざ徒歩にて担当先を廻っているのだから
見上げた性根である。好青年ではないか。
その心意気を称して我輩が労をねぎらってやろう。

ぐーるぐーる

R「あぁぁぁ~!毛が!毛が!○○さんのスーツに!」
担「ぎゃぁ!」
R「ガムテープ、ガムテープ!」

何を騒いでおるのか知らんが、我輩の毛をなぜRは付けた傍から
取ってしまうのだ?
取られたらまた付けるまで。これは我輩の愛だ、愛。
R「ちょっと福ちゃんやめてぇえ!」
「こら!」
ご主人に引き剥がされてしまった…

SN380048.jpg

今日は昨日の事もあってか椅子の上に新聞紙がひかれてしまった。
これではすわり心地が最悪だ。

大変だ

新聞といえば中国で大規模な地震災害があったようだな。
ご主人と一緒に被災地の惨状に心を痛める我輩であった。
犠牲者に哀悼の意を表する。
本日は晴れ。
昨夜はすさまじいばかりの雷鳴、晩春の嵐で生きた心地がしなかったが、
今日は嘘のように青空が広がっておる。

ある企業が事務所移転とかで名刺の変更が一括で入り、少々忙しかったのか、
普段なら我輩に頻繁にちょっかいを出してくるRが大人しい。
馬鹿タレめが、お粗末なミスを連発して三回もやり直しを喰らっておるな。

ご主人とAさんも見積り作成やら原稿チェックで忙しそうだ…
我輩の存在を忘れておるようだな。
こんな時は、来客用の椅子で眠るに限るな。
座布団のクッションが効いていて、床に眠るのとは大違いだ。

椅子っていいね

む、Rが覗き込んでおる。なでるな、眠い。ちゃんと仕事終わったのか?
「福ちゃん椅子で寝てますよ^0^」
あ、ちくりやがった、コイツ!
「うわ~っ、クッションが毛だらけになるやろ~が~!」
ご主人が怒っている…

何見てるんだよ

何笑っておる、Rめ!見てるんじゃない、コラ!おのれ女狐!

この後ご主人から追ん出されましたとさ。
我輩の幸せは日常の些細なところに、椅子の上なんかにあるのかもしれない…
そして些細な事で失うものである。
印刷屋の朝は、割と遅い。
朝のうちは、印刷機は稼動せず、ご主人とAさんがパソで伝票整理や注文受付をしている。
昼12時までに入った注文を、これまた12時に出勤してきたRが
MACで処理しはじめる。

我輩はと言うと、自転車で出勤してくるRを玄関前で待っていてやる。感謝しろよ。
わっ、バカモノ、ベルを鳴らすな!ビックリするだろうが!

な~にが「福ちゃ~ん、おはよう」だ、年増の猫なで声なぞ気色悪い!それにもう昼だっちゅうに。

オペレーターが到着したらご主人とAさんはお出かけ。昼食だったり得意先周りや配達だったり。
その間印刷屋は我輩とRの一匹と一人だけ。
うむ、実に頼りにならない留守番だ。

とりあえずMAC机の下の空間に入り込む。ここが目下のお気に入りだ。
適度な湿度と温度が心地好い。昼寝には絶好のポイントだ。
Rの大根足が視界に入る以外は…。

腹が空いたら二階へ。ここは我輩の食卓とトイレの為の空間となっておる。

ぐぅ…


天気がいい日は玄関に柵をつけてそこから外を眺めるのが好きだ。
野良どもの集会やら日の光、風の動き…
「福ちゃん全然動きませんねぇ~一時間くらい経ってるのに…」
Rは我輩が思索の世界にふけっておるのを理解しておらぬようだ。
こら、邪魔をするな。なでるな。気が散るだろうが!

なに?一日中寝てるか飯食ってるかぼーっとしてるだけじゃないかって?
バカモン、場所もわきまえず発情したり何にでも馬鹿みたいに反応するような若造と一緒にするでない。
第一猫とは元来そういうものだろうが。

真上から

考え中…我、想うゆえに、我あり…
―我輩は猫である。名前は福。由緒正しきアメリカンカールの♂である。
京都とか人間の言うところで生まれた。四歳の時に現在の主人の処に貰われてきた。
場所は大阪、川沿いの閑静な住宅街の中にある小さな印刷屋である。

それから四年、すっかりこの印刷屋の看板猫として日々奮闘…もとい惰眠を貪りつつも
皆から愛されている…。―

我輩の視点から見る印刷屋の日々を綴ってまいりましょう。

福と申します


さて、我輩の家族を紹介いたしましょうか。
まずは印刷所社長である御主人。
多趣味でスポーツマン、ミュージシャンでもある。
ギターとハーモニカが得意で運がよければその美声を聞くことができるかも。
人生経験豊富でお話を聞いていると大変興味深い。
だけど我輩をタヌキとかタヌ猫と呼ぶのは止めて欲しい…

次に、経理や見積作成など印刷所の台所番のAさん。
お茶と華道の師範でもあるやさしい女性である…。
彼女の淹れるお茶はまろやかで風味絶佳、我輩は飲んだことはないけれども。
いつも笑顔と気配りを忘れない彼女は我輩のオアシスである。

あとは二代目MACオペレーターのR。
なんとここで働くまでMACを一切触ったことがないというド素人女であった。
こいつを採用したご主人の勇気を我輩は尊敬する。
猫好きだが猫アレルギー、世間一般で言うオタクとかいうやつだ。
ご主人が留守の間、ニコ動見てたりアニソン歌ってやがるの知ってるぞ!

…ん?我輩がブタ猫だと!?断じてブタではないぞ。
我輩は体格自体も大きいのだ!それに毛もけっこう長いのだよ。
ま、最近体重量ってないけれども…
写真のポーズは決してご主人に強制されているわけではなく、楽だからである。
あぐらが特技の猫などそうそういないであろう。

少し頭に血が昇ってしまった…
こんな調子ではありますが我輩と印刷屋の日々を追って参ります。
皆様、どうぞよしなに。